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某車のクランクシャフトプーリーボルト

2回目のタイミングベルト交換で作業させていただきましたが(1回目は他のお店)、ボルトを緩める際に前任者が締めすぎてたんでしょう。かなり苦戦してなんとか外しましたが、画像左のように首が伸びてしまっておりもう使えません。右は正常なボルトで太さが均一です。

両者の長さを比べると、およそ1mmくらいの差？
こういう人為的不具合を見るたび作業者のレベルがうかがい知れます。なんでも緩まないように締めればいいってもんじゃないよね。
ホイールナットもそうだけど、ピッチ1.25mmの車にアホみたいな高トルクかけてるのをたまに見かけますが、こういう事されると次に外す時に困るんだよ。

そんなに締めなくても外れないからほどほどにお願いします

オイルパン後部にオイル漏れがあったランドクルーザー
場所からしてきっとクランクシャフトのリヤオイルシールだと思いますが、エンジンオイル交換と同時に漏れ止め剤のNC-81plusを添加。

を、1年前の車検のときに実施し今回そこの箇所を確認したら…見事に止まってました！

この商品の効果は今まで何度かお伝えしてまいりましたが、これはもう断言してもいいでしょう。


コイツは効きます！！！


オイル漏れでお困りの方はぜひ一度お試しを。きっと期待に応えてくれるハズ！

先月の話ですが、新年早々お客さんからSOSの電話が…

なんでもエンジンチェックランプが点灯し、今のところ普通に乗れるけど壊れるのが怖いから早めに見てほしい…
との連絡が正月休み中にありました。

まだ休みたかったのでとりあえず車だけ預かって代車だけお出ししておき、仕事が再開してから作業に取り掛かりました。
早速診断機を繋いでみると「EGRバルブ流量低下」と表示されたため、とりあえずEGR本体を疑ってみることに。

場所はウォーターアウトレットの後部
2本のボルトで固定されてるだけなのですぐに取外せます

わかりにくいですが内部の様子
オイルやカーボンなどでコテコテ＆ベトベトしています。

このせいでバルブの動きが鈍く、流量が確保できないのかも？

クリーナーなどを用いて入念に洗浄してやった結果、バルブステムが輝くまで綺麗に！

清掃後EGRを元に戻し、その後テストを重ねるも以後チェックランプは点かなかったので、お客さんに説明をし、様子見も兼ねて一度返すことにしました。

それから１ヶ月以上経ちますが、その後の連絡は今のところありません。

直ったと断言してもいいかな～

結構古い車両向けのパーツでもちゃんとラインナップされており、わりと供給には困らないUSメーカーですが、さすがにTH350は今更需要が少ないみたいでオーダー入れてから1機組んで送ってもらったという…

いまやclassic chevyも現代風にアレンジする手法が当たり前で、それ用のパーツはズラリ揃ってます。エンジンはEFI、トランスは5速、6速のelectricATに変更できる環境が整ってますので皆そうしますわね。
つまり機械式の3速などoldstyleを貫きとおすジャンルくらいでしか需要がないというわけで、在庫もしてないということでしょうな。

ちなみに最新のRWD用は羨望の8速。嗚呼、憧れの多段AT～

昨年末に受けた作業依頼でしたが、いろいろな準備が必要だったり、こちらの段取りの都合で1月になってしまいました。
仕事って不思議なもので、依頼が入るときは「もうさばけないよ～」ってくらいわんさか来るし、かとおもえば「今月大丈夫かな…」って心配になるくらいばったり途絶えるときもある。


人間同士の間に近づきたくなったり離れたくなったりする、目には見えない波長のようなものがあるんでしょうね。